がん治療(高濃度ビタミンC点滴・免疫療法)
高濃度ビタミンC点滴
まず初めにがんと診断された方へお伝えしたいのは“頑張らない。でもあきらめない”ということです。
大学病院で診療していたときは、「もう使える抗ガン剤は無いんだよ。」とか「もうできる事は無いんだよ。痛みのコントロールをして、長く入院できるところを探そうね。」と言っていました。
それしか知らなかったからです。
開業準備中、点滴療法研究会 代表であり私の学生時代の恩師であるの柳澤先生から「埼玉県に高濃度ビタミンC点滴を行っている医療機関がない。塚本先生になら任せられるし、埼玉で第1号になってくれないか?」と声をかけていただいたのが始まりでした。
しかし開業してすぐに点滴ができるようになったわけではありません。
半年間、柳澤先生のもとで、研修し、認定を受け、そこで初めてできるようになりました。
柳澤先生とは密に相談し、当初と変わらず今も効果重視で行っております。
現在、高濃度ビタミンC治療にたずさわる医師は経験年数も専門もまちまちです。
高濃度ビタミンC点滴はデリケートで、血中濃度のコントロール次第で効果に差がでてしまいます。
安かろう悪かろうは良くない結果を引き起こしかねません。
医療機関選びは是非慎重にしてください。選ぶポイントとして、柳澤先生が会長をされている、点滴療法研究会のホームページをご覧ください。
点滴療法研究会所属の医師が在籍する医療機関の一覧がのっています。
そちらの先生方から選ぶことをお勧めしています。
血中濃度のコントロール、ここが腕の見せ所です。
一見簡単そうに見えますが、経験がものをいう治療法です。
患者さんの自覚症状を聞きながら、細かな調整が必要です。
私はこのような 細かいコントロールが得意なので良い結果が出せているのだと自負しています。(ちょっと自慢です)
細かいコントロールに必要な診察はもちろん、看護師による聞き取りもとても重要な点です。
些細なことでも良いのでおしえてください。
もし、高濃度ビタミンC点滴療法を受けていて、そこの医師とあまり話す機会がなかったとご不満に思われる方は当院にご来院ください。
私にもう一度診させてください。もちろん、これ以上効果が出せない。制がん作用は見込めない。などと厳しい状況もあります。その時は正直にお話しし、今できる最善の方法を一緒に考えていきます。
私の目標は"その人らしい人生を一日でも長く”です。
しかし、まだまだ、勉強です。一人一人個性があるように、ガンもそれぞれ。生活習慣もそれぞれです。同じことをやっていれば、同じ結果になるわけではないので、奥が深いものです。
もう1つ、この治療法との出会いに運命を感じたことがあります。
私たち夫婦のかけがえのない親もがんになりました。
診断が下されたときはみんなショックでした。そして怖かったです。
抗がん剤をするのか?家族として進めるのか?
私たちは初めの1回は抗がん剤を勧めました。
勧める決断ができたのは、高濃度ビタミンC点滴の効果を知っていたからです。
がんに限らず、早期発見、早期治療は重要です。それを改めて感じ、家族としても歯がゆい思いをしなくて済んだので、よかったと思っています。
勇気をもって検査を受けましょう。
万が一、がんだった場合は信頼できる医師を見つけ、相談しながら治療しましょう。
頑張りすぎると続きません。だから頑張りすぎない。でもあきらめない。
高濃度ビタミンC点滴を始めるタイミング
なるべく 早い段階での来院をお願いします。出来れば診断ついたらすぐに。
もし働いている方だったら仕事を辞めたり廃業を決めたりする前に。
高濃度ビタミンC点滴は抗がん剤や放射線治療の副作用を軽くする作用もあります。
初めての抗がん剤が辛かった・・・もうやりたくない。と言う気持ちは尊重します。しかし、そこに治るチャンスがあるのならば受けて頂きたい。
高濃度ビタミンC点滴をやって今回は楽だったー。前回は中止したけど今回は最後までできた!などとご意見を頂きます。
もちろん全員に効くわけではないのも事実ですが、やってみる価値はあると考えています。
仕事を辞めて無収入になり、病院の通院で家族に休みを取って毎回付き添ってもらう。家族の有給も無くなる・・・
そうなる前の生活を長くする事を大事に考えて頂きたいです。当院は仕事帰りに通院してもらえる時間帯もありますし、土曜日もやっています。
高濃度ビタミンC点滴や免疫療法のご相談はお電話ください。
院内認定試験を合格したスタッフがお電話でお話を伺います。無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
この治療を始める前に医師の診察と検査が必要です。そのご予約もお電話でお取りください。
☎048-650-5005
知ってたけど、抗がん剤中だったからとか、もう使える薬がないって言われてしまったなど厳しい状況になる前にご相談ください。
よくあるケースでは、高濃度ビタミンC点滴のことは知ってたけど、最後の砦だと思ってた。もうできる事ないって言われたから来た・・・とおっしゃる患者様。
高濃度ビタミンC点滴は体に優しく、しっかり使えばとても良いものです。
しかし魔法の点滴ではありません。開始時期が遅ければ、治療域に達しないまま通院ができなくなってしまうこともあります。
検査で点滴ができるとわかっても、いきなり治療量を点滴できるわけではありません。
濃いものに体を慣らすのに、数回かかります。
そしてやっと治療量が入れられるのです。
慣らし期間のコントロールも大切です。患者さんの様子でビタミンCの量を決めます。
なので当院の料金はビタミンCの量で変動するのではなく、1回治療代と考えております。
私が考えた、その時その時の変化に合わせてコントロールできるシステムです。
高濃度ビタミンC点滴を始められる方は、院長のビタミンC点滴相談を電話で予約してください。
がん遺伝子検査
がん遺伝子検査で超早期がんが発見できる!?
上記のごとく、がんが遺伝子の病気であることがわかってしまえば、逆説的ながら、壊れてしまった遺伝子を探すことで、0.5mm程度の超早期がんの発見が可能になります。
この検査も、医療技術の進歩により、ついに可能になりました。
方法は、ごく簡単で、血液を20cc採取するだけです(検査結果が出るまでには、3週間前後の期間が必要です)。
その血液を、特殊なシークエンサーを通して、遺伝子を取り出し、既に判明しているDNAチップにかけることで、異常な遺伝子を発見できるわけです。壊れた遺伝子の種類やサイズを調べることで、がんの進行度合いや、どの臓器ががん化しつつあるのか?といったことまで判定できます。
この「がん遺伝子検査」で超早期のがんを発見した場合、逆に皆さまは心配する必要がなくなります。
それは、超早期なるがゆえに、治療の選択肢が豊富だからです。
生活習慣の改善やストレスコントロールで免疫力を高め、自然治癒力で治してしまうのも良し。超高濃度ビタミンC点滴で治してしまうのも良し。
何もせず、疑わしい臓器を狙って集中的にがん検診をくり返し、検査で見つかる早期の段階で、即、その組織だけを切り取ってしまうのも良し。いずれも、完治です。
がんを恐れる必要のない生活が待っています。
がんほど、早期発見・早期治療が明暗を分ける病気はありません。
この、がん遺伝子検査ならば、「がんの芽」レベルという「超早期発見」が可能と言われています。
詳細は、当院を受診してください。
【 がん遺伝子検査料=精密1回 】33万円(税込)
【 スクリーニング1回 】3万3000円(税込)
*この検査は、体質遺伝子検査とは異なります。
体質遺伝子検査では、がん家系などで、将来がんになりやすいか?を調べる検査ですが、この「がん遺伝子検査」は、「いま、体内にがんがあるか?」を調べる検査です。
活性化自己リンパ球免疫療法
活性化自己リンパ球免疫療法について
体内にある免疫防御機構は、(1)白血球による細胞性免疫と(2)免疫抗体による液性免疫に分かれます。
がんなどの場合は、(1)の細胞性免疫が活躍します。
白血球のなかでも、とりわけNK細胞、単球、リンパ球が、がん免疫の担い手とされています。
治療の準備として、この白血球を患者様からいただきます。
具体的には、採血をして、血液中の細胞からこの白血球を抜き出すわけです。
最初に50㏄の血液をいただきます。
これをラボに送り、白血球を抜き出して、専用の培養液で培養します。
1か月ほどで、患者様の白血球は、分裂して増え、その数を増します。
こうして増えた白血球を、5回に分けて、点滴で体内に戻します。
投与スケジュールは、病状によって変わる場合があります。
体外で増えた白血球が戻ってくるわけなので、体にとっては、強力な増援軍がやって来たのも同じです。
もともと、体内にあった白血球や液性免疫と協働して、患者様の免疫力を向上させます。
免疫療法中は、その効果が持続する限り、傷の治りが早く、疲れにくく、また風邪や感染症にかかりにくくなります。終了半年過ぎくらいより、疲れやすさ、風邪症状などが出ましたら、その効果が低下してきている恐れがあります。
抗がん剤の最大の副作用である白血球減少を防止しますが、抗がん剤、放射線との併用は効果的ではないと考えられます。他の免疫療法やビタミンC療法との併用は、お互いの効果を高め、免疫療法の延長効果を引き起こします。
特に超高濃度ビタミンC点滴療法とは、相性が良いようです。
現在、国内のがんセンターやいくつかの大学病院で治験が始まっています。
副作用は、点滴した夜に微熱や風邪の時のような倦怠感が出現することがあります。
ほとんどの場合、一晩で改善します。
金額:1回 275,000円
栄養分子矯正療法
栄養分子矯正療法について
ビタミンCによるがん治療を初めに提唱したのが、ライナスポーリング博士という2度もノーベル賞を冠した博士でした。
そのポーリング博士が、ビタミンC治療に至る前に確立した健康と栄養の医学が、「栄養分子矯正医学」なのです。
栄養分子、すなわち「ビタミン」や「マイクロミネラル」といった、我々が普段の生活で見失いがちな栄養素こそが健康の秘訣であり、そのバランスを矯正する(正しく摂り直す)ことで、さまざまな疾病の治療が可能になるとする医学が「栄養分子矯正医学」なのです。
がんにかかる方は、たとえ元気ハツラツであっても、栄養分子は著しくバランスを欠いていることがわかっています。たとえ、標準療法で一度は、がんを治癒せしめたと言えども、すぐに再発してしまうのは、この部分を見落としたままになっているからだとも言われます。
がんのみならず、栄養は人間の肉体と健康の礎です。病気は病気、がんはがんで、その治療をしなければなりませんが、やはり栄養バランスの矯正をしている方とそうでない方では、余命、QOL(生命や生活の質)に圧倒的な差が出てきてしまうようです。
当院では、血液検査の結果から栄養プロフィールを得て、必要な栄養バランスと、ビタミンやミネラルといった栄養分子の必要量をご提案、処方することができます。
副作用:お腹の弱い方は、消化不良や下痢などに注意が必要です
他のサプリメントや栄養補助食品とは相互作用などの発現な注意が必要です
金額:8,000~25,000円(税込)
ナルトレキソン療法
ナルトレキソン(低用量ナルトレキソン療法)~安全で、効果のある新しい治療法~
今、ナルトレキソンは、アメリカで “Amazing Drug(奇跡の薬)” と呼ばれています。
最近の臨床研究結果から、少量のナルトレキソンの投与が、神経内因子を活性化させ、免疫を高め、調節する働きがあることが確かめられました。神経と免疫にかかわる多くの疾患での効果が期待され、エイズや多発性硬化症・パーキンソン病などの疾患に対して治療が開始され、目覚ましい成果を上げています。
さらにこの治療法は、癌細胞の成長・分裂・アポトーシスをコントロールする治療薬として注目されおり、多くの医療施設・研究機関での治験がはじまっています。
当院では、免疫増強剤としてがん治療の補助に神経伝達の改善剤として、パーキンソン症状の方の治療に用いています。
28錠 27,500円(税込)
価格は円相場に影響を受ける為、お問い合わせ下さい。
当該製品は未承認医薬品です。国内において承認医薬品等はございません。 副作用としては、飲み始めのころ不眠や鮮明な夢を見ることがあります。
栄養療法(サプリメント)
ビタミンCの効果とサプリメント
2005年にNIH(アメリカ国立衛生研究所)から、超高濃度ビタミンCが、正常細胞を保護しながら、がん細胞を殺すという研究が報告されました。いままで、がん治療を主導していた医学会からほとんど注目されていなかった領域からのビックニュースです。
ビタミンCに関する一連の医学研究を要約しますと、
- (1) 大量のビタミンCを、点滴で決められた時間をかけて投与することで、抗がん作用が得られる。
- (2) 1回の点滴で、ビタミンCが有効血中濃度を維持できるのは1~2時間であり、概ね6時間前後で通常濃度に復する。
- (3) この1~2時間の濃度上昇で、がん細胞が死ぬ。
- (4) 経口サプリメントでは、どんなに大量に摂取しても、超高濃度にならない。よって、抗がん作用はない。
- (5) 経口サプリメントで抗がん作用は期待できないが、摂取している人は、点滴の血中濃度が上がりやすくなる。
- (6) 運動、バランスの良い食事は、血中濃度を高めやすい。
- (7) 不摂生、喫煙は、血中濃度を下げる。
――などです。
また、ビタミンC療法は、標準的がん治療(手術、化学療法、放射線療法)と相性が良く、それらの副作用を低減し、その効果を高めることがわかっています。
事実、当院でビタミンC治療を受け、がんの治癒に至った方たちは、標準的治療を併用していました。
当院では、予防医学の一環として、栄養分子矯正医学による「栄養評価」と「栄養療法」も行わせていただいております。
ご希望の場合、1回の評価で4,400円(税込)の自費診療費がかかります。
これは、一般的な健康診断~人間ドックレベルで行う採血検査のデータを用い、正常値以外にオプチマルレベル(至適値:Optimal
level)からデータをひも解くことで、個々人の不足している栄養素、あるいは栄養のアンバランスを浮き彫りにし、治療していこうという医学です。
一般の健康診断などで、異常値がなくても体調が良くない。
あるいは、アンバランスは自覚しているが、「どう改善して良いかわからない」などのお悩みに対し、解決の糸口になるかもしれません。
- 1)採血検査をします。
- 2)採血結果から、簡単に不足栄養素の結果をご説明いたします。
- 3)評価した上で、治療にあたる「足りない栄養素を補うサプリメント指示せん」の発行を受けることができます。
- 4)1回の栄養療法は、一般に「3ヶ月」を1区切りとします。
- 5)自費での診療になります。
- 栄養評価検査(採血):11,000円(税込)
- 不足栄養素の簡単な説明:無料
- 栄養評価:4,400円(税込)
- サプリメント処方:1,100円(税込)
- *「なし」の場合は、通常の内科学(異常値のみ)評価になります。
医院概要
- 住所
- さいたま市大宮区桜木町2-4-14 アイダビル3F
- 電話番号
- 048-650-5005
- 最寄り駅
- JR線「大宮」駅 西口より徒歩1分
- 診療科目
- 内科 完全予約制【 こちらを参照の上お電話ください】
- 休診日
- 水曜日・日曜日・祝日・第1、2、4月曜日
受付時間表
受付時間 | AM | PM |
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月 (第3・5のみ) |
9:30~11:50 院長 |
13:30~16:20 院長 |
火 | 10:30~12:50 院長 |
16:00~19:20 院長 |
水 | 休診 | |
木 | 10:30~12:50 院長 |
16:00~19:20 院長・寺島医師(隔週) |
金 | 9:30~11:50 院長 |
13:30~16:20 院長 |
土 | 9:00~12:20 院長・寺島医師(隔週) |
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