漢方診療
漢方診療について
当院では、風邪、冷え症や花粉症といった体質的疾患に対して、漢方治療による診療も行っています。
使用する漢方は、すべて品質の安定しているアルミ包装のエキス剤(顆粒状)です。
これらは、保険適応となっています。
漢方でオーダーメイド医学を実践
京都大学の先生が行った興味深い研究をご紹介します。
簡単に説明すると、大学生(20代の健康で体力のある若者たち)を20人ずつ3つのグループに分け、それぞれ、風邪をひいたときの対処法を指示したものです。
1. 総合感冒薬グループ
2. 未治療グループ
3. 漢方薬グループ
なんと、3番のほうから、治りが良かったそうです。
もちろん、そもそもが、若くて健康な人たちなので、2)でも良くなるとは思いますが…。
当院では、風邪の症状と、個人の体質に合わせ、千差万別の処方で対処しております。
オーダーメイドが身上の漢方薬の使用により、オーダーメイドの医学を実践いたしております。
漢方の効果は遅くなんかない
よく、巷で誤解されがちなのは、「漢方薬はすぐ効果が出ない」ということですが、実際には、そんなことはなく、花粉症に使われる小青竜湯(しょうせいりゅうとう)などでは、服してから“分”の単位で効果が出ることが学術的に証明されています。ただ、処方と体質によって効果がマイルドで、実感が得られにくい場合や、体質改善に時間がかかる人がいるということです。
注目を浴びている漢方療法
漢方は6世紀に中国から日本に入り、その後日本で独自の発展を遂げた医学です。
しかし、時の明治政府が国の方針として、西洋医学を学んだ者のみを医師に認定した影響で、一時は影を潜めました。一方、その後も多くの医師たちが漢方医学を発展させ、治療を行ってきたことも事実です。
最近は、漢方の良さが広く再認識されており、大学の医学部の講義でも必修科目になってきました。
それに漢方は、決して西洋医学と相反するものではありません。むしろ、西洋医学的な手法を存分に活かすなかで漢方治療を受けていただくことも可能です。
がん治療における漢方療法について
長い歴史を誇る東洋医学による漢方療法は、まったく独自の治療体系において、がん治療における相当の成果を積み上げてきています。
独特の風味をもつ製剤を飲むことができれば、多くの方が漢方薬の効果の恩恵に浴せると思います。
漢方薬自体の抗がん作用については、西洋薬のような研究結果は出ていませんが、その一方で、末期がんと診断された方の驚異的な長期生存例や、がんの治癒例の報告もあり、その可能性は、測り知れません。
当院では、漢方診察を通して体質を診て、保険診療の範囲内で漢方を処方いたしております。
まずは、院長にご相談いただければと思います。
医院概要
- 住所
- さいたま市大宮区桜木町2-4-14 アイダビル3F
- 電話番号
- 048-650-5005
- 最寄り駅
- JR線「大宮」駅 西口より徒歩1分
- 診療科目
- 内科 完全予約制【 こちらを参照の上お電話ください】
- 休診日
- 水曜日・日曜日・祝日・第1、2、4月曜日
受付時間表
受付時間 | AM | PM |
---|---|---|
月 (第3・5のみ) |
9:30~11:50 院長 |
13:30~16:20 院長 |
火 | 10:30~12:50 院長 |
16:00~19:20 院長 |
水 | 休診 | |
木 | 10:30~12:50 院長 |
16:00~19:20 院長・寺島医師(隔週) |
金 | 9:30~11:50 院長 |
13:30~16:20 院長 |
土 | 9:00~12:20 院長・寺島医師(隔週) |
▽主要駅からのご案内
当クリニックには遠方からも多数お越しいただいております。
