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あいあい気持ちの整理相談室 ~患者さんとご家族にとことん寄り添いたい~

創設の想い

ご挨拶

初めまして。
改めて「あいあい気持ちの整理相談室」室長の塚本千秋と申します。
あいあいクリニックにおかかりの方は私の事を良くご存じの方も多くいらっしゃいますね!
この度カウンセラーの資格を取り、この相談室を開室することとなりました。

なぜカウンセラーを目指そうと思ったか?

あいあいクリニックで多くのがん患者さんと向き合っていく中で、受け止めきれなかった患者さんとのエピソードが多くあります。

開院まもない頃、私と同い年で娘も同い年の患者さんが受診しました。点滴に週3回ご来院頂き、たくさん話をしました。一人っ子さんで当時小学生だった娘さんが年頃になるころには一人になってしまう。結婚も子育ても母親がいた方がいい事ばかりなのに、何もやってあげられないと泣いてばかりいました。
その気持ちを娘さんにはもちろんご主人にも言えないと、、、治療がんばれって応援してくれているのに泣き言が言えないと、、、。そしてお互いがお互いを思いやるがゆえに、かける言葉が見つからなくなり会話が少なくなったそうです。当時の私には話を聞いて一緒に泣く事しかできませんでした。

次もやはり親子のお話です。会社経営していたお父様ががんになり、息子に会社を継いでほしいと言いたかった。でも外でやりがいを持って働いている息子にその気持ちは言えない。お父様は自分のお客様もいるし、いつ動けなくなるかもしれないという不安を抱えていました。余命宣告の1年弱をはるかに超えて5年後に他界されたのですが、私はその数年後息子さんが外来に来た時、後継者になってくれと一度も言われてないことを知りました。その時初めて私は最後の最後まで言いたいけど言えないと悩んでいらっしゃったことをお話しし、一緒に泣き、後悔をしました。息子さんが会社を閉じる手続きをしたこと、スタッフさんたちと別れた時のことなどいろいろお話を聞きました。会社を継いでほしいと言ってほしかった気持ちと、父の生きがいを奪ってはいけないとセーブしていた息子さんの気持ちを知りました。当時の私は話を聞く事しかできませんでした。なんとも重い感情が残りました。

親子や夫婦は一番近くて、力強い存在です。
でも時に家族だからこそ伝えにくい事やわかっているだろうという思い込みによってすれ違いや遠慮が生じます。そしてうまく伝わらずイライラやもやもやが生じます。
やるべきことはがんを治すことで、足踏みしている時間はもったいないです。
もやもやとイライラは免疫力を低下させます。
迷いなく、前向きに治療に専念していただきたい。
そのお手伝いをしたいのです。

決して簡単なことではありません。でもこれは私の人生の宿題です。

身近な出来事

そして母ががんになり、私自身が「がん患者さんの家族」となりました。
私には知識と経験があります。
母の心理状態の変化も、これからの悩みや訴えも専門家として知っている自信がありました。
しかし、家族となると一筋縄にはいきませんでした。
家族ならではの本音とわがまま、感情の共感や心配からくる辛さやイライラ。

一番つらかったのは「将来への不安と家族に負担をかけるのではないかと考えた上の生きることについての会話」でした。

治すしかないでしょ!やるしかないの!また同じ事言ってるの!
マイナス思考になる母を見て、知識では理解できても、
「私の気持ち」としては受け止めるのは難しく、自分の感情をコントロールするのがやっとで母の思考を前向きに導くことまでは出来ませんでした。

そこで、カウンセリングを勧めました。
命にかかわる病気になった時、感情は大きく揺さぶられ、思考が変化してしまいます。自分らしくいろいろ考えていくにはカウンセリングはとても有効です。でも他の患者さんと同じように、下記の大きな2つの問題によって断られました。

私の決意

実際カウンセリングを勧めても大きな問題が2つあることに気づいていました。
①がん患者さん用のカウンセリングは少ない
②カウンセリングは精神疾患の方のもの。私は違う。という患者さん心理
これを解決すべくカウンセラーの資格取得に動きました。

私には杏林大学病院勤務5年間とあいあいクリニック開業してから14年、医療人として多くの患者さんとかかわってきた経験があります。それはかけがえのない貴重な経験です。
そして、がんの患者さんたちが必ず乗り越える精神的な変化や患者さんのご家族の迷いや辛さ。
それをサポートしていきたい!
メンタルサポートは決して珍しい事ではなく、主治医が決まったらカウンセラーも一緒に決まることが当たり前の世界にしていきたいと考えています。


ご相談について

ご利用していただきたい方

  • がんと診断された方
  • がん家系で、もしがんになった時の準備をしたい方
  • がんになったらと思うと心配で仕方のない方
  • そのご家族

*あいあいクリニックに受診しなくても、この相談室はご利用いただけます。

ご相談内容例

  • 家族に伝えたいことがあるがどう伝えていいのか迷っている方
  • 子供にがんになったと話すタイミングを決められなくて話せていない方
  • 主治医にうまく話せずもやもやしている方
  • ショックで悲しみしかない方
  • なんで自分が?何か悪い事をしたのだろうか?と常に考えている方
  • 将来が不安で一人でいるとネガティブな考えしかできない方
  • 誰かに思いを伝えて考えをまとめたい方
  • 誰かに話して気持ちの整理を付けたい方
  • がんと闘っているご家族とどのように接していいかわからない方
  • 家族だからこそのイライラや悲しみで辛い思いをしている方
  • 家族だからこそどう伝えていいかわからないことがある方
  • この先の不安をわかってほしい方

上記だけではなく、なんでも相談室です。
私はカウンセラーとしてはもちろん、あいあいクリニックメディカルコーディネーターとしてもアドバイスできます。
但し私は医師ではないので、個人の病状に対してのアドバイスをご希望の方は当院の院長のご予約をお取りください。

ご利用における注意点
  • お金に関するご相談は解決できません
  • 必ずご本人様以外の方のご連絡先をお二人教えていただきます(緊急連絡先)
  • ご相談内容についてご本人様の意思を尊重しますが、命の危機等が心配な場合や情報共有が解決のカギになる場合は緊急連絡先に室長とあいあいクリニック院長の判断でさせて頂くことがあります。
  • カウンセリング開始時に同意書の記入をお願いします。
    ご相談にいらっしゃることをご家族の方にどなたでもいいのでお話しください。

費用

あいあい気持ちの整理相談
(カウンセリング)
30分
3,300円
あいあい自費診療
メディカルコーディネーション
30分
3,300円
院長への医療相談 20分
9,900円

特長

当相談室はあいあいクリニックの診察室を使用して行います。
なのでカウンセリングというよりも医療機関の相談室という雰囲気です。
カウンセリングにマイナスイメージがある方にも受け入れて頂けると思います。
傾聴中心で進めていきます。守秘義務がありますのでご安心ください。


お申込み方法

あいあいクリニックに「気持ちの整理相談をしたいです。」とお電話でご予約をお取りください。

048-650-5005

048-650-5005

担当者がおりましたら簡単にご相談内容をお伺いいたします。

*ちなみに母は抗がん剤の副作用で手と足に若干のしびれは残ったものの元気です。
確実にあったがん細胞が摘出した乳腺にありませんでした。高濃度ビタミンC点滴のおかげだと思っています。

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