睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)とは、眠っている時に呼吸が止まったり、呼吸が弱くなるような状態が、1時間に5回以上繰り返される病気です。呼吸の止まるのは、いびきから続く窒息がほとんどです。ひどい人では3分の間に、1分間くらい呼吸が止まり、さすがに息苦しさから眠りが浅く中断しがちになり、睡眠不足になります。
「いびき」や「無呼吸」をスリープパートナー(寝室を共にする人)から指摘されたり、夜寝ても疲れがとれない方、重要な会議で居眠りしてしまう方。また、最近急に太った方、ダイエットしても痩せられないような方(この場合、ウェストサイズが自分の身長の半分以上ある人)は要注意です。他にも、この1年間で交通事故を3回以上起こした。寝汗が気になる。性格が変化(精神不安定、抑うつなど)した。夜間トイレに頻回に起きる、インポテンツ、口渇などの症状を自覚される場合などには、検査をお勧めします。子供にも起こり、その場合には体重増加(成長)に反比例して成績低迷や、成長障害などが起こると言われています。

SASになると、どうなるの?

最近では、肥満・糖尿病・高血圧・高脂血症の「死の四重奏」に「SAS」を加え「死の五重奏」と言われることもあります。厚労省研究班の調査では、心臓病や脳卒中の発生頻度が正常者の3~4倍多くなると言われ、平均寿命にして約7年短くなるとされています。中~重症のSASでは、交通事故の危険性が通常の7倍にもなると指摘されています。
病気による死亡率も大幅に上昇し、5年間の死亡率は16%、8年間で40%にもなるそうです。死因はもちろん脳梗塞、心筋梗塞などですが、その多くは睡眠中や朝方に死亡(突然死)するとされています。逆に、SASの治療をすることで他の病気の治療薬を減量できるケースも少なくありません。早期に適切な治療をすることが大切です。

上記の自覚症状に加え、高血圧、糖尿病、虚血性心疾患、不整脈、多血症、肺高血圧症などがある方。あるいは、検診で軽度の肥満を指摘された上に、軽い成人病(生活習慣病)があるとか、不整脈の疑いがあると言われた方、こんな方は、睡眠時無呼吸症候群かも知れません。

Epworthの眠気テスト(ESS)

状況 点数
  • 座って読書をしているとき
  • テレビを見ているとき
  • 公の場所で座って何もしないとき(たとえば劇場や会議)
  • 1時間続けて車に乗せてもらっているとき
  • 状況が許せば、午後横になって休息するとき
  • 座って誰かと話をしているとき
  • 昼食後(お酒を飲まずに)静かに座っているとき
  • 車中で、交通渋滞で2~3分止まっているとき
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睡眠時無呼吸症候群の検査を受けたい!

SASは眠っている間に起こる呼吸の異常です。
夜間、睡眠時の状態を知ることが診療の第一歩です。
当院では、まず自宅で検査できる簡易型PSGを用います。後日、結果の説明をします。
さらに、これらの結果から治療方針を立て、かかりつけの方には検査結果を通常の外来診察にフィードバックし、必要性があれば近隣の睡眠センターと連携をとり、検査と治療を進めていきます。

どんな検査?

睡眠時ポリグラフィーを行います。
患者さんの眠っている間の呼吸の様子、いびき、体内の酸素量などを連続して計測します。この検査は体に電極やセンサーなどをつけて行いますが、決して痛みの伴う検査ではありませんので、ご安心ください。
枕が変わって、あるいは検査で眠れるかしら?と心配な方も大丈夫です。1回でうまくできる人のほうが少ないので、気楽にお受けください。
まずは、医師かスタッフにお気軽にご相談ください。

CPAP療法による治療

睡眠時無呼吸症候群の治療の主流は、「CPAP療法」という方法です。
CPAP療法(Continuous Positive Airway Pressure=経鼻的持続陽圧呼吸療法、通称シーパップ)とは、鼻に装着したマスクから圧力を加えた空気を送り込むことによって、ある一定の圧力を気道にかけ、気道の閉塞を取り除く治療法です。
中等症から重症の患者様にとても有効で、いまや睡眠時無呼吸症候群の最も重要な治療法となっています。

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