生活習慣病

生活習慣病について

生活習慣病

生活習慣病は、メタボリック症候群に由来する疾患群の総称とも言うべきもので、実際には、個々の病名で治療が行われています。
代表的な生活習慣病は、「高血圧」「高脂血症」「糖尿病(高血糖症)」「高尿酸血症」です。
そうです、全ての病名に“高”の字がつきます。
これらが高くなると、動脈硬化が進みやすくなり、ひいては脳血管疾患(脳卒中、脳軟化症)や冠動脈疾患(心筋梗塞、狭心症)になってしまうのです。
こうした病気を発症する前から予防していくのが、当院の推進している“予防医学”なのです。
生活習慣病は、主に運動不足、過食、そして肥満といった生活習慣の不摂生が原因で起きてきます。したがって、その予防も生活習慣の改善、つまり食事と運動の改善が大切になってくるのです。

高血圧症

高血圧とは、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態です。
人の血圧は、刻一刻と変化しており、朝、緊張しているとき、ストレスがかかっているときなどには高くなっていますし、夜リラックスしているときには、低くなっています。ですから一度血圧を測って高かったからといって、すぐに高血圧とは診断をつけませんし、その後に基準値内に下がれば、高血圧ではありません。血圧がいつも高い状態が続いていることが病気なのです。
日本人では、高血圧症の患者が約4,000万人いると推定され、成人の3人に1人くらいの割合です。近年では、まだ若いうちから高血圧を発症してくる“若年性高血圧”がひそかに問題になってきています。
日本人の高血圧症患者のおよそ9割は塩分感受性があると言われ、こうした人では、うまく減塩すれば血圧が下がってきます。しかし、残りの1割は、塩分に関係ないとも言えます。
自分の塩分感受性については、遺伝子検査をすれば判明します。
また、体質的な高血圧症でなく、ホルモン異常など原因となる病気が先にあって高血圧になる方がいます。これを2次性高血圧症と言い、原因となっている病気の治療により血圧が正常化することがあります。

高脂血症

高脂血症(脂質異常症)では、増えた脂質がどんどん血管の内側に溜まって動脈硬化になってしまい、そのまま進行すると、やがては心筋梗塞や脳梗塞の発作を起こしかねません。
日本人の死因の第2位と3位を占めているのは、狭心症や心筋梗塞などを含めた心臓病と、脳出血や脳梗塞などの脳卒中です。これらはどちらも、主に動脈硬化が原因となって起こる血管の病気です。死因の第1位はがんですが、心臓病と脳卒中を合わせると総死亡の約30%を占めるので、動脈硬化を防ぐことは、とても重要です。
さらに動脈硬化は、高血圧を悪化させたり、腎臓病などの原因となったりします。
高脂血症には、高コレステロール血症と高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)があり、それぞれ、成因も治療法も異なります。
もちろん、どちらも食事の影響は無視できませんが、やはり、体質的に高脂血症になってしまう人もいて、こういった方の場合、食事療法は効果的でありません。
特にコレステロールは、性ホルモンの原料でもあるので、更年期以降に、女性ホルモンが作られなくなり、結果、材料のコレステロールが余って、高くなってしまうタイプの方などには、食事療法より薬物療法の方が効果的であったりします。
一方、高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)は、食事と運動不足が直接的な原因です。
糖分や炭水化物の多い食事をしていたり、脂肪分の多い食事をしている方は、食事と運動の習慣を改めるだけで、かなりの改善が得られる場合があります。
これで改善しない場合は、むしろマイクロミネラル(必要量が微量ながらも、不足すれば欠乏症が起きる微量元素)などのバランスが崩れていること、分子整合栄養医学が原因として考えられ、これらの補正を行うと、無理な食事制限などしなくても、自然にデータが改善するケースもあります。

糖尿病(高血糖症)

人体のもっとも貴重な栄養素は糖分です。この糖分が血液に溶けたものを「血糖」と呼びます。
この糖分を上手に利用できずに余らせてしまうと、血糖値が上昇し、高血糖症になってしまいます。
その背景としては、上記のように、栄養分の利用障害があるため、マイクロミネラルなどのバランスを補正することで血糖値が速やかに正常化する人もいらっしゃいます。
また、血糖値を下げる効果のあるインスリンというホルモンを注射したり、インスリンを分泌するすい臓に働きかける飲み薬を使ったりして治療します。
高血糖というのは、貴重なエネルギー源を利用できていない状態でもあるので、かえって内臓はエネルギー不足で青色吐息だったりします。そのため、糖尿病の人は、傷の治りが悪かったり、抵抗力が弱く、風邪を引きやすかったり、疲れやすかったりします。
また糖尿病が進行すると、糖尿病網膜症や糖尿病神経障害、糖尿病腎症などの恐ろしい合併症を引き起こすことがあります。

※当院では現在、インスリン注射をしている方の診療は行っておりません。

高尿酸血症

尿酸は、遺伝子の材料であるDNAやRNAなどといった核酸の代謝産物です。プリン体の摂取は核酸の合成を高めるため、さらに尿酸値が高くなる可能性があります。 ですので、プリン体の多い食品(ビール、いくら、うに、モツなど)は、避けたほうが無難でしょう。ただし、尿酸については、遺伝的、体質的背景が強く影響してきますので、無理な食事療法をしても、効果は得られにくいと言われています。 尿酸の合成を阻害する薬で治療したりします。尿酸は、血液中の酸性度⇔アルカリ性度が急激に変化したり、急激に温度を下げたり、あるいは、尿酸値が急激に変化したときなどに結晶化し、「痛風発作」を起こします。すると足の親指の付け根などの関節が赤く腫れて痛み出します。痛みは耐えがたいほどで、「痛風」という病名には「風に吹かれただけでも痛い」という意味合いが込められています。 痛風を起こす人は、起こさない人よりも心筋梗塞や脳梗塞になりやすいことが知られています。これは、痛風に糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病が合併しやすく、動脈硬化がどんどん進むためです。 また、尿路結石の原因にもなりますので、注意が必要です。 なお血液中の活性酸素や、プラスイオンの多い人では尿酸値が上昇しやすい傾向があります。

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